| エピソード Ⅱ | 通販！？手錠解錠（何してたんですか！） |
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昨年５月の出来事です。天気の良い昼下がりこんな依頼でした。
到着後第一声「すいませんちょっと、鍵を開けてほしいんですけど・・・」 と、西宮市内某マンションにて・・・
｛お待たせいたしました！どちらの鍵になりますか？｝ 「すいませんちょっと・・・こっちです。」とその男は真っ昼間、室内なのにサングラスを掛け何かこう恥ずかしそうな、はにかんだ様子で奥の部屋を案内した（見たところ３０代前半）。そこで見たのは、まぁ～ビックリ。ベットの手摺に手錠をかけられた、これまたサングラスをかけた女性。
「この手錠なんですけど・・・ちょっと開けられます?・・・通信販売で買ったんですけど、使ってたら開かなくなってしまって・・・。鍵はあるんですけど、だいじょうぶですか？」 ・・・思わず絶句。どういう事に使ってたんですかとも聞けず・・・私はこみ上げる感情を抑えながら、
｛はい。やってみます。｝
５分後、鍵は開き妙にホッとする男。緊張がほぐれてか段々腹が立ってきたのか、怒り出す女。すごい形相で、 「もうこんなん絶対せえへんからな！！！あほか変態！頭おかしいんちゃうか！ほんまにっ！」と言った後すぐさまこっちを振り返り、こっちをみてニッコリ。
「すいません鍵屋さん。ありがとー。おいくらですか？」
｛・・・・・・・・・｝
この変わりよう。テレビのお笑い番組を見てるみたい。 ひょっとしてこのまま幾日かをこの状態で過ごすかも知れないという恐怖。もし鍵が開かなかったら！トイレは？食事は？仕事は？約束は？・・・そんな不安が脳裏をよぎり、この状態からやっと脱することができたこのカップル。 こんなプレイをした事に後悔しているのでしょうか・・・・・
私が退室した後、どんな会話がなされたのかは不明です・・・おわり
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